【府中鉄筋工】★第二話★元ホストが語る
2020/10/27
未経験からNo.2まで上りつめた元歌舞伎町ホスト
僕も若いころがありました(;'∀')
なぜいきなりこんな話になるのか?
僕という人間、そしてその人間から成り立つこの会社のことを少しでも深く知ってほしいから惜しげもなく書こうと思います。
第一話で話した通り、僕は生まれつき体が華奢で、太りたくて人一倍たくさん食べたり筋トレなどの努力をしても太れず、やればやるほど気持ちが落ち込んでいくばかりでした。
持続的な体力や力仕事には役に立てるような人間ではなかったかもしれません。
それでも運動神経には自信があったので幼少の頃からやり続けていたサッカーではプロになりたいとまで夢を抱いていた頃もありました。
ですが…中学から高校にかけて異様な成長期を迎え身長があっという間に伸び、膝の軟骨が飛び出るオスグッド病になり、やむなくサッカーを諦めることになってしまい…、…、
そこから僕の暗黒時代の始まるのです。
絶望し高校を留年。中退した僕は、開き直りとも言える超反抗期を迎え、アルバイトを転々として遊びにくれる日々を過ごし、
華やかなホストの世界へ憧れ飛び込んだのです。
力仕事のイメージしか無かった建設業の仕事は、華奢だった僕には1ミリも頭によぎることはありませんでした。
今思うと『勢い』だけで生きていました。もちろん『勢い』と言うのはいつの時もとても大事なものですが、あの頃の勢いはどちらかと言うと安易な考えしか持ち合わせていない勢いでした。
もちろんホストの世界も奥が深く、簡単な世界ではありません。
単純な気持ちで入ったホストの世界は、細かな努力無しでは生きていける世界ではありませんでした。
語りだしたら止まらない…続く!!